・涙が流れるようになった。
今日はこれだけなんだけど、物凄く嬉しいんだ。
さて、スマホのアプリ開発の勉強でもするか。。。その後で、ギターの練習だ。
最後に泣いたのはいつだろう？。もう数年、いや多分、鬱病になってからのこの１５年、涙を流した事が無かった。馬鹿馬鹿しい程辛い思いをして来たけれど、涙は流れなかった。心がマヒしていたのだろうか？。ダークサイドに取りつかれる前は泣き虫だったのに。人に泣き顔を見られるのが嫌で、映画館にも行かなかったのに。
だけど、何故か一昨日から、急に涙が流れるようになった。きっかけなんて何もない。
アイルトン・セナが死んだ事故の映像。１０年以上前に、奥さんと子供二人を残して亡くなった、一番仲の良かった従兄。『駅・Station』のラストの健さんのアップ。思い出すだけで涙が流れるようになった。
俺の心が戻って来たんだ。きっとそうだ。そう思うだけで、また涙が流れる。
中学生から高校生の頃、犬を飼っていた。とっても利口な犬だった。お手やお預けは、特にしつけなくても出来たし、鼻先にお袋のスリッパをあてて、『お母さんに持って行って』って言うと、パクって銜えてお袋に届けた。まぁ、言葉を理解したんじゃなくて、匂いで理解したんだろうけど。
利口な割に間抜けな犬だった。鯉のぼりが怖くて小屋から出て来なかったり、庭で死んでいる蛇に本気で決闘を挑んだり。
また、犬が飼いたいな。でも、きちんと世話をする自信が無い。今の俺は、自分の事だけで精一杯だから。だから飼えない。
また、一緒に渡良瀬川の河川敷を走り回りたいよ。俺の膝で眠ってしまったお前の頭を撫でたいよ、トミー。
アイルトン・セナは、レースでトップを走りながら事故って死んだ。
矢吹ジョーは、ホセ・メンドーサに判定負けをして死んだ（と、俺は思っている）。
二人とも最後の勝負に負けて死んだ。
だけど俺は、2人の様な生き様に憧れる。いつか尽きるこの命、2人のように生き抜きたい。
ダークサイドを抱えたままでも、それが出来ると信じてる。
鈴鹿に住みたいなぁ。年に１回しか行かないけれど、鈴鹿サーキットにいると、ダークサイドを微塵も感じないんだ。