心屋仁之助

日本の心理カウンセラー。兵庫県出身。桃山学院大学卒業後、大手物流企業に入社。現場営業や営業企画部門管理職として19年間勤務。その後、心理療法と出会い心理カウンセラーとして独立。性格リフォームを専門としたカウンセリングを行う。NLPマスタープラクティショナー。著書に『光と影の法則『性格は捨てられる』『人間関係が「しんどい!」と思ったら読む本』『「自分がイヤだ!」と思ったら読む本』『「めんどくさい女」から卒業する方法』『すりへらない心をつくるシンプルな習慣』など。(参考文献:名言DB:リーダーたちの名言)

 

自信は実際の能力や美点と直結するわけではありません。自信のある人は自分の短所をさほど気にしませんし、自信のない人はどんな長所があってもそれを認めようとしません。その見え方が、自信の有無を分けるのです。

これまでの凝り固まった自分の価値観を疑うことがポイントです。これまで使ったことのない言葉を発し、価値観に揺さぶりをかけることによって、「自分が思っているより自分は良いところがある」、そして「思っているよりダメな所もある」と気づきます。その両方が視野に入っていれば、ダメな所も笑って受け入れることができます。

不毛な状態を抜け出す方法は意外に簡単です。「どうせ○○だ」の○○の部分をいいフレーズに変えていくだけでいいのです。いつも通りのうんざりした表情で、「どうせまた信用されちゃうなあ」「どうせ上手くいって褒められるんだろう」「どうせ私、できる人だから」というように言ってみるのです。最初は強烈な違和感にかられるでしょう。ところが繰り返すうちに気持ちが変わります。自分の発したそれらの言葉から「そういえば……」と思うような、プラスの記憶がよみがえってきます。

憂鬱は増幅するという厄介な傾向を持っています。憂鬱な人は、しばしば「どうせ」上手くいかない、という言葉を口にします。この「どうせ」が曲者です。この言葉を言うと、次は「やっぱり」という言葉が引き寄せられるという現象が起こるのです。どうせ自分は仕事ができないから、どうせ目の敵にされるから……と考えていると、ことあるごとに「やっぱり僕はできない」と感じることが増えます。本当に「できない」からそうなるわけではありません。「できないに違いない」と決めているから、その証拠を探したいのです。

自信満々で独立する人など、ごく少数派です。私もそうでしたが、普通は不安を抱えながら独立を目指すものです。このとき、「どうせ自分には無理」などのように否定的な自己イメージが強いと、次の一歩は踏み出せません。

恐れを乗り越え、やりたいことを発掘するには「最悪の状況を想像してみる」のが効果的です。たとえば、独立しても仕事がなく、家を追い出されて家族から見捨てられる……。そんな未来をできるだけ具体的に想像しましょう。すると、現実はここまでひどくならないと気づけるのです。

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