自立支援医療の不公平な側面

自立支援医療(精神通院医療)と言うものの恩恵を受けている。これは、僕のように満足に働けない者にとってとても有難い精度で、要するに、精神疾患・精神障害の治療にかかる公的医療保険で3割の医療費を負担しているところを1割に軽減してもらえる。

だが、この制度は、管轄する自治体によって異なる運営をしているんだ。

下は、東京に住んでいた時に使用していた、自立支援医療の受給者証。

 

月額自己負担上限額は、2,500と記載されている。でもその右側に『医療費の本人負担なし』とある。実際東京に住んでいた時のうつ病治療で、この受給者証を提示すれば、医者の治療費も処方箋の代金も支払わずに済んだ。

ところが足利に引っ越して来たら、月に2500円は支払わなければならない。

下が、栃木県が発行してくれた自立支援医療の受給者証。

『医療費の本人負担なし』との記載はない。

同じように国民健康保険料を支払っていても、受けられるサービスに違いがある。ただ、自治体によって国民健康保険料は違うらしいから、それも仕方ないのだろうか?。